2011年10月01日
かかと痛いですか?(原因編)
わたしの母に始まり
最近お店に来るお客様になぜか多い症状
かかとの痛み
ちょっと自分なりに原因と解消方法を考えてまとめてみた
今日はその原因編 ↓ ↓ ↓
☆原因☆
①足底アーチの低下
足裏には歩行やジャンプなどの
衝撃をやわらげるクッションの役割をするアーチがある
わかりやすい部分が、土踏まず
このアーチが低下してクッションの役割がうまく働かないと
衝撃が直接足に伝わり負担増加→痛みが発生
足裏の腱が集中するかかとの骨付近が痛くなる
足底筋膜炎という症状
足底アーチ低下の原因となるのが
足底にある筋肉の柔軟性低下や筋力低下
例えば、ヒールのある靴を履くと足の指は反っている状態
このとき
足底の筋肉は伸びながらずっと力が入っている緊張状態だから
一番ストレスがかかっている
女性に足底筋膜炎が多いというのは
納得かもしれない
②足関節の可動域減少
時々見かけるのが、
足裏全体を使わずにかかとだけでドタドタ歩く人
かかとへの直接的な衝撃があるのは明らか
ヒールのある靴を履く人にも言えることだけど
かかと歩きの人などは
前脛骨筋(すねの横についている筋肉)や
腓腹筋・ヒラメ筋(ふくらはぎの筋肉)が硬く緊張している状態
足首を曲げて下駄を履くような状態が、すねの筋肉を
足首を伸ばしてヒールを履くような状態が、ふくはらぎの筋肉を
使っている状態
緊張状態が続いて硬くなると
足関節の動ける範囲(可動域)が減少してしまい
足裏にかかる衝撃がより強くなってしまう
③生殖器の機能低下
足裏の反射区では
かかとの部分は生殖器を表す
その生殖器と関わりの深い筋肉が
骨盤周りにある梨状筋・中臀筋・大臀筋
②で説明した足関節が硬くなる人は
骨盤周り(股関節)の筋肉をうまく使えてなかったり
弱くなっている人が多く
その足首に負担が出て硬くなっていることが少なくない
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体は、ひとつの筋肉・ひとつの関節で動くということはなく
連動して動いている
だから原因がひとつだけに限らないことも多い
とりあえず今日は原因編おわり!
解消編はまた後日